ロングライフ・ウェブサイトは変更しやすい。

ロングライフ・ウェブサイトは、あたりまえに変更しやすい

目次

    ウェブサイトが変更しやすいとはどういうことか?

    ウェブサイトを制作する目的はひとによっていろいろありますが、その目的がなんであれ、ウェブサイトは情報を発信するための手段です。ウェブサイトを訪れるお客様が知りたいと思う情報が書かれているかということがもっとも大切なことです。

    たとえば飲食店のウェブサイトであれば、「どんな雰囲気なんだろう?」「メニューは?」「子供を連れて行っても大丈夫?」「営業時間は?」などの情報を求めてお客様はウェブサイトを訪れます。こういうお客様が知りたい情報をしっかりと発信していくことがウェブサイト運営の最初の一歩です。

    しかし、当然のことながら、状況はだんだん変化します。たとえば飲食店の例では、定休日が変わったり、営業時間が変わったり、メニューが変わったりといった変更があります。

    ほかにも、例えば内装を改装して雰囲気が変わった、新しくテイクアウトサービスを始めたなど、事業を営む上でのとても重要な変更も起こります。

    そんなとき、ウェブサイトの情報やデザインを、そのときの状況にあわせてタイムリーに変更できることが、とても大切になってきます。そんなウェブサイトを実現するための3つのポイントを見てみましょう。

    よく変更される情報がシステムでタイムリーに更新できること

    たとえば、個人の飲食店であれば、店主が病気になったら臨時休業しなければなりません。営業時間の変更や、メニューの変更なども頻繁にあるかもしれません。

    このように、良く変更される情報は、システムで更新できるようにしておくことが大切です。制作会社に頼まなくても、すぐに更新できるというスピードが大切ですし、もちろん変更回数が多いと、制作会社に支払う手数料もかさんできてしまいます。

    良く変更する情報はどれなのかを見極めて、その情報が更新しやすいシステムを持つ必要があります。

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    「何でも自由に更新できるようにしたい」というシステムの要望をしてはいけません。システムはあくまで、良く繰り返す作業を効率的にするもので、1年に一回しか使わない機能を導入しても、絶対に投資は回収できません。詳しくは「ロングライフ・ウェブサイトは、あたりまえにリーズナブル」を参照してください。

    大きな変更があっても簡単に治せること

    よく変更されるコンテンツの他にも、ウェブサイトを更新したくなることがあります。

    たとえば、あなたは飲食店の経営者で、あたらしくテイクアウトを始めたので、テイクアウト専用のメニューページを作りたくなったとします。多くのお客様に気づいてもらうために、目立つ場所にバナーをはってお知らせする、という変更も加えたくもなるでしょう。

    このような大きな仕様変更をしたいときは、制作会社などの専門家の手を借りて行うのが最適です。制作会社にお願いをすると、その修正にどれぐらいの時間がかかるのかによって、かかるコストが変わってきます。ですので、このような大きな変更を見越して、将来の修正が簡単にできるように制作することは制作会社の重要なスキルのひとつです。

    ポイントは複雑なシステムを導入しないということです。世の中では、WordPressをカスタマイズして制作されているウェブサイトが多数存在しますが、そういったサイトは制作会社でも仕様変更をすることが困難になってきます。実際に「昔の仕様がわからないので作り直したほうが早いし安い」というようなことを言われてしまう方が後を立ちません。

    将来何がおこるかは予想できないものですが「何があったとしても、なんとかなる」ようにしておくことはとても大切です。

    変更をできる人がすぐみつかること

    ウェブサイトを思ったとおりに変更できなくなる原因としてよくあるのが「変更できる人がいなくなること」です。制作を担当した人が、制作会社を退職してしまって今の仕様がわからなくなってしまう、というようなケースです。

    昨今は空前のエンジニア不足で、とくに、ウェブ制作業界においては、ウェブシステムの構築や運用に関わるエンジニアの数も質も全く足りていません。開発だけならできるがトラブル対応はできない、プラグインのインストールはできるが不具合があっても修正はできない、というレベルの見習いエンジニアが見様見真似で開発しているという状況が多々あります。

    そういったエンジニア不足の状況下において、ウェブサイトに複雑なシステムを絡めてしまうと、変更しようにもできる人が確保できず、何ヶ月も待たないといけないうえに、お金もたくさんかかる、最悪の場合、対応できないと言われてしまうということとさえ起こってしまいます。事実、「WordPressで構築されたサイトのトラブルを前の制作会社が解消できなかった」という相談が毎月何件も当社によせられています。

    一方で、制作会社自体は星の数ほどあることからもわかるように、エンジニア以外の人材は豊富にいます。逆に言えば、このような仕様変更が必要になった場合に、システムエンジニアがいなくても実現できる状態にしておけば、頼める会社は豊富にあるということです。

    軽視されがちなポイントですが、できる人を確保するということは、ながくウェブサイトを運用していくうえではとても大切なことなのです。

    あたりまえに変更しやすいウェブサイトにするために

    「毎日の更新が簡単」「大きな仕様変更に対応できる」「人材をすぐ確保できる」といったことを同時に叶えるのは実はとても難しい。そのため、ウェブサイトに変更が必要になったとき、思ったとおりに変更できるということは、実は、あたりまえではない業界の現実があります。

    C-TIMEは、これら三つを同時に叶えるために、深く考え抜き「C-time Cloud CMS」を開発しました。C-TIMEでは実際にこのシステムを使用して日々制作案件に従事していますが、そのおかげで、制作中、公開後にかかわらず、お客様からのご要望には柔軟に応えることができるようになりましたし、人材不足の問題も解消されました。

    ウェブサイトは公開してからが本番。成果をあげるには、お客様の声を聞き、徐々に変更、改善を積み重ねていくというあたりまえの努力が大切です。C-TIMEは「あたりまえに変更しやすい」いつまでも使い続けられるロングライフ・ウェブサイトを提供し、みなさまのウェブサイト運用をサポートします。

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