メインコンテンツまでスキップ

前置き

Git Flow で Web制作プロジェクトを運用しよう

チームでGitを使う時の決まりごとの大切さ

Git使い始めのころは、master(main)ブランチのみでやりくりしていて、慣れてくるとブランチを使いたくなってくると思います。

先方からの要望に段階的に叶えていく場面などで、たくさん使いたくなってきます。

そうなると、制作作業に合わせてブランチが増えていくことになるのですが、ブランチそのものの管理が複雑になっていってしまうことがあります。

特にチーム開発では、開発中でもユースケースで切り分けて作業を分担するために、ブランチをたくさん作ることになりますが、何らかのルールを設けておかないと、

「あのブランチにリベースしたら動かなくなった」

「いやいや、あれは僕の作業ブランチなんで、まだ未完成ですよ」

みたいなことになりかねません。

また、未公開にしておくはずだったコンテンツが本番環境へ行って公開されてしまった。

なんてことが起こらないように、ブランチの運用方法を決めておきましょう。

Git Flow という 解決方法

Git Flow は、現在最も多くの人に認められた「いい感じのブランチ運用方法」です。

今では専用コマンドが用意されているため、多くのGitクライアントで、マウス操作での半自動化が可能になっています。

また、個人的な感想になりますが、主要なブランチが、Web制作の各段階のインフラと繋がっているイメージがつきやすく、学習しやすいと感じています。

研究中のGit運用方法

だいぶ成熟してきましたが、ブランチの運用方法については、世界中で議論されていて、まだまだ未成熟であると言っても過言ではありません。

Git Flow の他にも、Trunk Base という運用方法が、近年注目されています。